サステナビリティ
地域・社会への貢献
ニュースリリース(サステナビリティ関連)
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公民連携の危機管理
(本社ビル、北海道クールロジスティクスプレイス)

大規模災害発生時には、苫小牧港に関係する行政機関、企業が相互に連携、協力し、港湾機能の維持、早期回復に努めなければなりません。当社は港湾BCPを先導する企業として、公民連携の危機管理に取り組んでいます。
本社ビルと北海道クールロジスティクスプレイス(温度管理型冷凍冷蔵庫)は、災害時に防災拠点として活用できる機能を有した施設です。
施設の特徴は、①非常用発電設備、受水槽、衛星電話、避難スペースなどのBCPに対応した設備を有していること、②建物の強度が地震・津波等の複合災害にも対応していること、③躯体の断熱性が優れていること、④省エネ設備機器を設置した環境に配慮した施設であることです。
両施設は、地域の防災拠点としての役割を担うことが可能な「防災拠点機能」が充実した施設です。
「津波一時避難施設としての使用に関する協定」の締結
苫小牧市との間で、「津波一時避難施設としての施設の使用に関する協定」を締結しています。この協定は、津波発生時に地域住民ならびに港湾で働く皆様に本社ビル、北海道クールロジスティクスプレイスを一時的な避難施設として使用していただくことを内容とするものです。


「大規模災害発生時における相互協力に関する協定書」の締結
苫小牧海上保安署、苫小牧港管理組合、当社の3者で「大規模災害発生時における相互協力に関する協定書」を締結しています。これは、大規模災害が発生し、又は発生する恐れのある場合など、緊急時やむを得ない事態において、海上保安署庁舎の機能維持が困難になった場合、海上保安業務および災害応急対策を迅速且つ円滑に実施するために、当社本社ビルを使用することを目的とした3者による協定です。

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「みなとSDGsパートナー登録制度」への登録
「みなとSDGsパートナー登録制度」とは、港湾関係企業等によるSDGsの普及促進と達成に向けた取組の更なる推進を図り、ひいては我が国港湾及び港湾関係産業の魅力向上と将来にわたる持続的な発展に貢献するために創設されたものです。当社は、かかる要件を満たすと認められ登録されました。「物流イネーブラーとして地域・社会に貢献します。」を経営理念とし、事業活動を通じて社会的課題の解決やSDGs達成に貢献します。
当社は、2030年のSDGs達成に向けて「経済、社会、環境」の三側面の観点から統合的な取組として、「CO2排出量削減」、「有給休暇取得率向上」、「安全第一の事業運営の継続」に関する目標を定めました。今後とも、事業活動を通じて社会的課題の解決やSDGs達成に貢献してまいります。


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自社のCO2排出量削減

カーボンニュートラルへの社会的要請に応えるため、省エネ設備の導入、車両のEV化をはじめとしたエネルギーの使用効率の改善に加えて、太陽光発電や再生可能エネルギーの利用拡大、新燃料の取り扱いなどにより、2025年時点のCO2排出量を2013年度比で10%削減、その後は電力会社の電源多様化・系統拡充の状況に応じて取り組みを深化、2050年に当社単体でネットゼロを目指します。




●LED照明100%導入、連絡車の(更新時)EV化 ●自社太陽光発電、再生可能エネルギー拡大
●既存取組みの更なる加速●技術革新に応じたリフト・トラックのZEV化・バイオ燃料の活用 ●カーボンオフセットの活用
●大北運輸や戦略プロジェクトの事業化による連結子会社の脱炭素化も積極的に推進
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地域への貢献

地域に根ざした企業として、地域社会への貢献、活性化に取り組んでいます。

市民おどり
毎年夏に開催されるとまこまい港まつりでは、市民おどりパレードに参加し、地域との交流を図っております。

交通安全啓蒙活動
苫小牧港はフェリーやRORO船の発着が多く、乗下船するための大型車両の交通量も多い地域です。当社では、年に数回季節ごとに各事業所でトラックドライバーに向けた交通安全啓蒙活動を実施しております。

クロスアイス大会後援
株式会社レッドイーグルス北海道が主催する「レッドイーグルス北海道クロスアイス・チャレンジマッチ」を後援しています。クロスアイスは、試合の機会が少ない低学年層向けの競技で、アイスホッケーの楽しさや技術の向上を目的とし、近年注目されております。

大学での講義
市内外の大学向けに物流業界や当社が担う役割などを講義の中で紹介し、人の生活や企業活動を支える重要なインフラとしての機能を持つ物流の重要性に触れていただくきっかけを作っています。