北海道における物流の課題解決に向け、船舶・鉄道一貫輸送の実証実験を実施 ~海上輸送されたシャーシ貨物積替え輸送を用いた海陸一貫モーダルシフトの取組み~

「北海道苫小牧海陸一貫モーダルシフト推進協議会※」は、2026年1月15日~16日にかけて、トラックドライバー不足など深刻化する北海道の物流課題解決のため、船舶・鉄道一貫輸送によるモーダルシフト構築に向けた実証実験を実施いたします。

具体的には道外から苫小牧港へ海上輸送されたトレーラーシャーシ貨物を鉄道コンテナに積み替えて輸送することで、船舶輸送×トレーラー輸送×鉄道輸送を組み合わせた「モーダルコンビネーション」による貨物輸送を実施し、道内背後圏への輸送モードの一つとして、鉄道が持つ潜在的な発展性について検証いたします。
今回の納品先である弟子屈町は片道約360kmのトレーラー輸送が必要となります。
これに対し、今回の実証実験では鉄道コンテナに積み替えることでトレーラーの輸送距離短縮を図ります。トレーラーの長距離輸送を回避することで、トラックドライバー不足など深刻化する北海道の物流課題解決を図ろうとするものです。
この取り組みは苫小牧港からの輸送手段の多様化によって背後圏への輸送力が向上し、さらにBCP対応を加えることで持続可能な物流体制の構築が期待できます。
今回の実証実験で得られた結果や課題を詳細に分析し、将来的な社会実装に向けた評価を進めてまいります。

※北海道苫小牧海陸一貫モーダルシフト推進協議会
北海道における物流課題解決を目的に、苫小牧港管理組合、日本貨物鉄道株式会社北海道支社、苫小牧埠頭株式会社および北海商科大学(オブザーバー)により設立された協議会。2025年9月、国土交通省が公募した「地域連携モーダルシフト等促進事業」において、「北海道苫小牧地域での海陸一貫モーダルシフト」の実現可能性調査の採択を受けています。

北海道における物流の課題解決に向け、船舶・鉄道一貫輸送の実証実験を実施